2016年1月14日
キャラクターシリーズの第2弾になります。
(シリーズだったのか)
前回はタママについて書きましたが今回は
「ななみちゃん」について。
ご存知(なのかな?)NHK BS のキャラクター、白くて可愛いニクいヤツ、
それが「ななみちゃん」です。
もう12年のお付き合いになります。
(今調べました。2004年に初登場したようです←覚えてない)
最初オーディションを受けた時はまさかNHK BSのキャラクターなんていう大事とはつゆ知らず、普通にアニメ作品だと思ってまして(当時の事務所もマネージャーも)その上喉の調子が悪くて非常にテンションの低い感じでオーディションテープを録りました。
※ちなみにオーディションて2つタイプがありましてね。スタジオに呼ばれて受けるオーディションと事務所内で録るオーディション。後者をテープオーディションと言い、私の経験からするとテープオーディションって決まらない事が多いです。
だから受かった時はびっくりしました。
しかもまさかの「そのテンションの低さ」が決め手となって合格。
こんな事もあるんですねぇ。
で、その後NHKに呼ばれ当時の担当の方(広報の方、プロデューサーさん)お二人から
「これからのNHK BSは小桜さんの双肩にかかってますのでくれぐれも…」
と、プレッシャーと言いますか、ハッパをかけられたものです。
コトそこに至って初めて
「え。これそんな大事?」
と気づいた私。
のん気です。
それから数年間は
ななみちゃんは素直で可愛く、純粋な良い子、
という当初のイメージキャラ路線をしっかり守ってたのですが、
ある時その鉄壁の守りにほころびが。
そう。
ケータイ大喜利に出演する事になったのです〜。
この時のお題が
「NHK BSキャラクターのななみちゃんに『お前ニセモノだろ』さて何と言った」
というモノ。
ななみちゃんが絶対言わないであろうセリフを言わせるという大喜利でした。
いやもう本当そのお仕事が楽しくて、薄々感じてはいたのですが、
私って本当ブラックユーモアが好きだわ〜、と改めて思いましたよ。
この時以降、徐々にななみちゃんが私に寄り始め、満を持して始まった「土スタ」でその毒舌キャラはついに開眼したのでした。
という事で、
最近のななみちゃんはもう3分の1は私なんじゃないかな〜、という位の毒っけで演っております。
土スタなんて生放送でほぼアドリブだから(一応進行台本は有)80%くらい小桜かも。
もはやキャラなのか己なのか、
、マーブル模様の海の中を泳ぐように、しかしのびのび楽しく演じております。
私とななみ、
今はこんな関係です。
今後小桜がななみちゃんを凌駕しないよう最善の注意を払ってキャラクター道を邁進してまいります!
写真は私のカメラロール。
暮れに遭遇したななみちゃんを激写しまくりました。
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2016年1月5日
どうも。
少々遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
この年末年始は山形帰省→Uターン帰京→大みそかに仕事納め生放送&肝心なところでセリフを噛む事件!→年明け早々お腹壊す→1/2から3日連続電気屋さん詣で、というわけ分からんてんやわんやな感じになりました。
で、唐突ですが今年の抱負。
気楽にいこう!
いやね、案外真面目で用意周到な私だったんですよ、これまではね。
でも、準備してもしなくても、噛んでも噛まなくても(これは噛まない方がいいか)なんかリカバリー出来ればそれが一番かな、と思ってね。
結果はいつでも大して変わらないのです。
ならば深刻になるよりはお気楽にって事で。
2016年はそんな年にしたいと思ってます!
本年もどうぞよろしくです〜。
まだ雪が降り始めの山形にて。
この後大雪になって帰り道が恐怖のドライブに!
仁君が運転上手くて助かったわ〜。
Categories:お仕事にまつわるエトセトラ 我思ふ 日記
2015年12月12日
を、書こうと思ったのだけど筆が進まない。
なぜなら明確な理由がないから。
だけど、
「なぜ声優を続けてるんだろう?」
には明確な理由がある。
それは
「好きだから」(ああシンプル!)
どういうところが好きかって言うと、
誰かが「作り上げたい」とか「伝えたい」とか思って考えたモノを、この世に具現化する為のお手伝いができるところ。
ここが一番好きかなぁ、と思う。
これが声優の仕事、役割だと思うし、そこを全うできた時幸せを感じるのだ。
あ、そうか。
(ここから唐突にスピリチュアルっぽい話になります。苦手な方は華麗にスルーよろしくです)
私は前世が忍者だったらしいのだけど、だからかも。
忍者も誰かの想いや希望(野望とも言う)を叶えるため暗躍するもんね。
そーゆーとこは引き継いでるのかも。
お声が掛からなければ(命令されなければ)仕事がない、という点も同じ。
そっかそっか。
ということはタイトルの「なぜ声優になろうと思ったのか?」の答えはこれだ!
「前世が忍者だったから」
ナットク。
と言うことでNHKの楽屋から忍者風ショット。
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2015年10月15日
実は数年前から東京ガスさんのキャラクター、火ぐまのパッチョの声を担当しております。
以前はTVCMも流れてたのでひょっとして、
あれ?これ小桜じゃね?
と気付かれた方もいらしたかもですが。
そんなパッチョ、この度久々にwebムービーにて復活いたしました!(声が。パッチョ自体はキャラクターとして活躍してました)
「教えて!パッチョ!東京ガスでんき大学」
これ、リンク貼れてるのかなあ?
また最近リンク貼れなくなってるんだよね〜。
と言うか使い方が変わっちゃってわからなくなってるのです。
……余談でした。
リンク貼れてなかったら
「教えて!パッチョ!東京ガスでんき大学」
で検索よろしくです。(他力本願)
さて。
のんきで小憎ら可愛いパッチョ。
私も大好きなキャラクターです。
電力自由化という難しそうな事をゆる〜くご紹介してます。
(内容はしっかりしてます、勿論)
色んなキャラクターを担当しておりますが、実はパッチョが一番素の私に近いかも、と思ってます。
(一番身近な夫もそう言ってるし)
パッチョのお仕事はスタッフの方々のノリの良さに支えられ、いつも楽しく自由にやらせていただいてます。
面白いアドリブのヒントをいただいたり、ふっと思いついた事を言ったら採用してくださったり、ゆるいと言いつつとても新鮮で刺激的。
自分の可能性がどんどん伸びてく気がする現場です。
ありがたい。
これからもゆる〜く続くといいなぁ〜、と願っております。
ひっひっひ〜。
(パッチョの笑い方で〆てみました)
写真はとあるCMナレーションのブースにて。
でもパッチョの現場ではありません。
あしからず。
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2015年9月22日
そういう言葉ってあるのかな?
と、スマホで調べてみたら(辞書は使わない。現代人〜)
どうやらゲームの用語であるようですね。
でも、私達のお仕事で使う「生当て」とは、
舞台にいるキャラクターにその場で生で声を当てること、を指します。
その場でといっても同じ壇上にはいませんよ。
いわゆる影ナレと言って、舞台袖や別のアナウンスブース(通称アナブ)などでマイクを通してキャラクターに声を当てていくお仕事です。
多分普通はそんなにちょいちょいあるお仕事じゃないと思います。
が!
私はデビュー当時からなぜか異様に多いです、この類のお仕事。
古くはおかあさんといっしょのふぁどくん。
現在でもNHK内でななみちゃんが生当てする番組が週に2本レギュラー放送中です。
最近はジバニャンとしてもおはスタやイベントなどで当てる機会が多いですね。
なんならアニメのレギュラーより多いくらいです。(←今気付いた)
これがねぇ…。
本当に楽しいんですよ!
そして私に向いてるんですよ!(自分で言っちゃった!言い過ぎたか?ならば)
好きなんですよ!(これならいいだろう)
基本的には台本があります。
今放送中の「みんなでどーもくん」はバッチリ台本です。
が。(このパターンが多いな、今回のブログ)
ゲストの方がいらっしゃるコーナーは台本ありとはいえ本番で何が起こるかわからないのでアドリブ対応になることもしばしば。
そうそう、土曜スタジオパークはかなりなアドリブ対応率です。
だってゲストの方とは実際には本番までお話しできないのですから(リハーサルは代役のスタッフさんがされます)
だから本番で何が飛び出すかわからない。
自分の担当するまるNフラッシュのコーナーまで、ドキドキしながら楽屋でオンエアを見て、
「この話で盛り上がってるな、よし、この話をしてみよう」
とか
「こんな意外な一面が。ここをもっと聞いてみよう」
とか、ギリギリまで考えます。
が(←3回目)
いざ生当てして話し始めると全く変わってしまう事も。
そりゃそうですね。
何せナマモノ生放送。
思い描いたようにはなかなかなりません。
逆にゲストさんの反応が良くて思ってたより盛り上がる!なんて嬉しい事もあり。
なんかね〜、そういうとこが血が騒ぐわけですよ。
これ以上のライブ感ってないのでは?(私の場合)
と、思うのです。
で、あれ?
結論としては何を書きたかったかわからなくなっちゃったけど。
「土曜スタジオパーク」
NHK 総合 毎週土曜 午後1時50分~2時50分
と
「みんなDEどーもくん」
NHK BSプレミアム 毎週日曜 午前8時55分~9時30分(「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」パート2)
毎週火曜 午前6時~(再)
毎週火曜 午後6時~(再)
ななみちゃん活躍中。
見てね。(←結局宣伝。ごめんなさい)
珍しく黒色のお洋服。
靴も黒色。
しかしこの靴久々にはいた。
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