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キャラクターがお仕事を運んできてくれる

先日の現場でついに、


「おかあさんといっしょのふぁどくん見てました」


と言われました。


なんと!


あの頃見てくれてた子供さんたち、もう社会人になって働いているのねぇ~、としみじみ。


感慨深いです。


そして一気に親近感。


立派になって…。


と、まるで自分の子供を見るように接してしまいました。


こんな素敵な経験ができるくらいの長さ、この仕事をしてるんだなぁ~。


と、またまた、しみじみ。



その時々で悩んだり苦しかったり悔しかったり、色々あったけど、長く続けてこられて本当に良かった。


感謝感激です~。


これからもまだまだ長く続けていけるよう、日々精進していくのだ!



しかし、自分が続けたいと思ってもお声がかからなければ続けられない完全受動の職種。


次々と、そして長々とお声掛けいただける自分でいられるように。


小手先や嘘じゃない、本当の自分でいられるように。


目先に流されず淡々と粛々と黙々と(あ。黙ってちゃダメな仕事だった)

でも中身は情熱的に、お仕事をしていきたいな、とあらためて感じた出来事でした。

  

頑張りや〜!

ポータに喝を入れられました。

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タママと私

長いお付き合いのキャラクターです。

「ケロロ軍曹」のタママ二等兵。

私の勝手な設定では19歳ってことなんですが、多分5年生くらいなのかなぁ。

タママのおかげで今の私がある、と言っても過言ではない。

と、私は思ってます。

だってね。

色んなお仕事の現場で

「タママ見てました!」

とか

「タママみたいにお願いします」

とか

「タママも裏タママも好きです」

とか言っていただけるのです。

こんなにたくさんのお仕事を運んできてくれるキャラクターも珍しいんです、本当。

(実はジバニャンもタママが連れてきてくれました)←コッソリ告白

タママが何故にこれほど支持されるのか。

タママがキャラクターとして魅力的なのはもちろんなのですが、私の最も私らしいところを伸び伸び発揮できた最初のキャラクターだから、ということが言えるかな、と。

ケロロって、現場のムードがものすごく良かったんです。

小隊メンバーはじめ、キャストみんな一生懸命真面目にふざけてて、アドリブ合戦みたいなとこもあって、案外小心者で優等生タイプだった私にはとても新鮮で。

スタッフの皆さまも、さあどうだ、これならどうやる?という感じでどんどん面白いお話を作ってきてくださって。

そのムードに乗せられるように、アドリブ言ったり、言われたり、笑っちゃったり笑いを堪えたり(余談ですが当時指を噛んで笑いを堪えてて出血した事がありました)

そんな風にして、気づいたら誰よりも図々しく気ままに振舞ったり演じたりしておりました。

(おかげでついたアダ名が毒虫)

でもやっぱり凄かったのは軍曹さんかなぁ~。

あのエネルギー、一瞬の笑いにかけるあの気迫!

軍曹さんの背中からたくさんの事を学び、それがその後の私の仕事の基盤になったと思います。

そういう現場だったおかげでタママをより楽しく自由に演じられたのだな。

そしてその事がたくさんの見てくださってる方に伝わり、次のおご縁を運んできてくれた。

タママは私にとってそんなキャラクターです。
  

またテレビで新シリーズやりたいなぁ~。
私、本当にみんなが大好きなのです。

Categories:お仕事にまつわるエトセトラ タママ

いよいよ明日からです!

先日もお知らせしましたTOKYO FM「アポロン」よみきかせコーナー、

明日から放送です。


【TOKYO FM】

8/10(月)14:35頃〜「ゆうだちのともだち」(至光社)

8/11(火)14:35頃〜「ゆうびんやぎさん【前】」(くもん出版)

8/12(水)14:35頃〜 「ゆうびんやぎさん【後】」(くもん出版)

8/13(木)14:35頃〜「ぼくつかまらないもん!」(あすなろ書房)


【FM岩手】

8/22(土)朝6:21頃〜「ゆうびんやぎさん【前+後】」(くもん出版)


先日のブログにもちょっと書きましたが、今回は、

あ、私のよみきかせってこんな感じかも。

と、自分なりの手応えを感じられました。

で、何でそう感じたのかな、と振り返ってみたのですが、

「物語の中に入り込めて、次の場面はどう読もう、とか考えず、流れに乗るように作品にに身を任せて読めた」

という感覚だったと思い出しました。

更に、じゃなんでそんな風に読めたのかな?

と考えたら、


「私らしくのびのびといさせてもらえた」

というのが大きな理由。



TOKYO FMのスタッフの皆様が本当に良い方たちで、

「スタジオ寒くないですか?」

と常に気遣ってくださったり、

収録が始まると

「いや〜、可愛いですねぇ」

と、褒めて乗せてくださったり。


ああ、ここはみんなが私をあたたかく迎えてくれる場所なんだ、安心して大丈夫な所なんだ。

とリラックスして収録に臨めたのです。


やっぱりアウェイ感があると(その方が燃えていいものができる人もいますが)そっちに気を取られ作品に集中しにくいんだなあ。

いや、もちろんプロなんでそこはコントロールしますけどね。

でも、安心してお仕事に集中できる、というのは自分らしさを発揮するにはとても大切。



TOKYO FMのスタッフさんたちの、

良い作品を紹介したいんだ、という絵本への熱い気持ちと、不慣れな私をあたたかく見守ってくださる親心。

そういう心が、私に手応えを感じさせてくれたのだなぁ、としみじみ感謝なのでした。



読み手も作り手も幸せな空間。

その空気がラジオを通して皆様に届きましたら幸いです〜。

お話もほわっと幸せを感じる内容です。

ぜひぜひ、お聞きくださあい。

  
何だか、ゾウを飲み込んだヘビ(星の王子さま)みたいなリル。


ま、ただだらけてるだけなんですけどね。
 

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幅広い

ありがたい事に幅広くお仕事させていただいてます。

アニメ、ゲーム、CM、ナレーション、企業向けPV、イベント、歌、パチンコ、読み聞かせ、お芝居、などなど。

お仕事ジャンルは幅広いのですが、共通してるのって何かな~、と考えたら。

キャラクターってこと。

アニメやゲームはもちろんとしても、企業向けPVも歌もお芝居も、ほとんどキャラクターだった。

なんか改めてすごい事だ~、と他人事のように感心してしまう。

そして本当にありがたいなぁと思うのです。

だってさ。

私が私として、だったらこんなにたくさんのジャンルのお仕事は出来てないからね。

キャラクターというフィルターと言うか、冠?が付くからお堅い世界からお気軽な世界まで自由自在に行けるわけで。

もう本当、キャラクター達には感謝感謝なのです。

もちろん選んでくださった方にも応援してくださってる方にも、ですが。


たくさんのキャラクターに出会えて、私は本当に幸せ者だぁ~。

これからも深く広く、キャラクター道を極めていきたい、

いや、いくぞ!

と、心の拳を突き上げるのでした。



  

オレっちのおかげニャンねぇ〜。byジバニャン

ごもっともッス。



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